極月華元(ペーパークラフト12月)
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ペーパークラフト発表会 温羅伝説

温羅伝説とは、吉備地方に残る、桃太郎話のモチーフとなったといわれる伝説である。
古代吉備地方には百済の王子と称する温羅(うら)という鬼が住んでおり、鬼ノ城を拠点にこの地方を支配し悪行を行っていた。
吉備の人々は都へ出向いて窮状を訴えたため、これを救うべく崇神天皇は孝霊天皇の子で四道将軍(よつのみちのいくさのきみ)の一人・吉備津彦命(きびつひこのみこと)を派遣した。
命は現在の吉備津神社の地に本陣を構えた。温羅に対して矢を1本ずつ射たが岩に呑み込まれた。
そこで命は2本同時に射て温羅の左眼を射抜いた。
温羅が雉に化けて逃げたので命は鷹に化けて追った。更に温羅は鯉に身を変えて逃げたので吉備津彦は鵜に変化してついに温羅を捕らえた。こうして温羅を討ったという。
温羅は製鉄技術をもたらし吉備を治めた技術者であり豪族ではないかとされる。
吉備地方は古くから鉄の産地として知られ「真金吹く吉備」と呼ばれていた。実際、鬼ノ城の東麓には日本最古級の製鉄遺跡が存在する。
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おじいさんは家のうらに台をおき水を供え花をさし
大切におまつりをしたそうな。

ところが
一日すぎ、二日すぎ、三日すぎ、五日がすぎた朝のことじゃった。
お地蔵さんが台からころがり落ちていたそうな。
おじいさんは
「だれかいたずらしよったんかな」と
いいながらお地蔵さんをかかえてもとにもどしたそうな。
しかし
次の日もお地蔵さんは
台からころがり落ちていたそうな。
おじいさんは
「たぬきがまたわるさしよーら」と
ひとりごとをいいながらもとにもどしたそうな。
でも、次の日も
また次の日もお地蔵さんは
台からころがり落ちていたそうな。
おじいさんは
「どうしていつも台からころがり落ちているんですかいな。
もし、いたずらするもんがおったらしかりますけえおしえてつかあせえ」と
お願いしたそうな。
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その晩のことじゃった
おじいさんがウトウトしていとったら
杖をもって赤いヨダレかけをかけたお地蔵さんが
おじいさんの枕もとに立って
「かえりてえよ、山にかえりてえよ」と
今にも泣き出しそうに小さな声でつぶやいているのです。
おじいさんはびっくりして目を覚ましました。
でもまわりにはだれもいませんでした。
つぎの朝、おじいさんは起きてすぐに
お地蔵さんのところにいってみました。
この日はふしぎとお地蔵さんは
ころがり落ちていなかったそうな。
「やっぱり、お地蔵さんは自分の山にかえりてえんじゃな」
「こりゃあ、もとにもどしちゃろう」
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おじいさんは
さっそく背中にお地蔵さんをおぶって
もとの山におくりとどけることにしたそうな。
背中におぶったお地蔵さんに「気のつかんことをしてすまんことをした、なわるかったな」
とあやまながらもとの山のとこらに連れて行き花をそなえて帰ったそうな。
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